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マタニティ診療

PREVENTION マイナス1歳からの予防処置

産まれてくる赤ちゃんのために
できる
3つのこと

01むし歯の治療をする

産まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態です。お母さんやお父さんと同じ食器を使ったり、食べものを噛み与えたり、お口にキスをすることでむし歯が赤ちゃんにうつってしまいます。
むし歯のチェックをして、むし歯がある場合は治療を行い、お口の中のむし歯菌を減らしましょう。

02歯周病の治療をする

歯周病があると菌が血液中に入って流産、早産、低体重児出産のリスクが高まります。
お口の中の歯周病菌を減らすためには、正しいセルフケアと歯科医院での歯周病治療が大切です。

03歯科医院で定期的なチェックと
メンテナンスを受ける

自覚症状が無くてもむし歯や歯周病のチェックは定期的に受けましょう。
また、日々のセルフケアに加えて歯科医院で定期的なプロフェッショナルケアを行うことが大切です。

お母さんのむし歯は
お子さんに大きく影響します

2歳時のむし歯発生率

母親にむし歯がある:約76% 母親にむし歯がない:約24%
母親にむし歯がある:約76% 母親にむし歯がない:約24%

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母親にむし歯がある子どもとない子どもを比較すると、母親にむし歯がある子どもの方が、2歳の段階でむし歯になる確率が3倍以上も高いことがわかっています。このことから、お母さんのお口の中の健康状態とお子さんの健康なお口づくりは密接な関係にあることがわかります。お子さんにむし歯菌をうつさないよう、妊娠中からしっかりとした治療や予防に取り組んでいきましょう。

妊娠中になりやすいお口の病気

妊娠するとエストロゲン(女性ホルモン)の増加などにより、歯周病になりやすくなります。また、歯周病は陣痛を引き起こすプロスタグランジン産生を促進させるため、早産や低体重児出産の可能性を増加させます。歯周病にならないためのケアは安全な出産につながります。プロによる治療、メンテナンスなどを受け、歯周病を始めとした妊娠中のトラブルを抑えましょう。

妊娠性歯肉炎

妊娠初期はホルモンバランスの急激な変化で歯ぐきの出血や腫れが生じやすい状態に。妊娠性歯肉炎は、通常の歯肉炎と同様に痛みを感じにくく、発見が遅れて症状が悪化する恐れもあります。

妊娠性エプーリス

妊娠中に歯ぐきがコブのように大きく膨らむことがありますが、女性ホルモン増加の影響です。ほとんどは良性で出産後に自然となくなりますが、気になる場合はお気軽にご相談ください。

むし歯・歯周病

つわりで歯磨きがしっかりできなかったり、日々の嘔吐で歯の表面が溶けて汚れが付着しやすい状態になると、むし歯や歯周病のリスクが高くなるので、通常よりもしっかりとしたケアが必要です。